X(旧Twitter)のメディア欄には、過去に投稿した写真や動画が残っていますが、一度に整理したいと考えたことはありませんか?
本記事では、メディア付きツイートを効率よく一括削除する方法をご紹介します。外部ツールを使って簡単に削除する方法から、手動で慎重に進めるやり方まで、様々な手段を取り上げています。
また、ツールを使う場合の注意点や手動削除時のポイントも解説し、消したくないデータをうっかり消さないための対策も網羅。
アカウント整理をお考えの方に役立つ内容をお届けします。
無料で使えるXメディア一括削除ツールのご紹介
X(旧Twitter)のメディア欄にある画像や動画を効率的に整理したい方に向けて、無料で利用できる一括削除ツールをご紹介します。
それぞれのツールの機能と使い方をわかりやすく解説します。
1. TweetDelete:簡単操作でツイート&メディアを一括削除
TweetDeleteは、Xの投稿をまとめて削除できる手軽なツールです。
無料で利用でき、削除対象を細かく指定できるため、画像付きツイートのみを選んで削除することも可能です。
また、設定次第で定期的に自動削除ができるのも大きな特徴です。
TweetDeleteの主な特徴
- 無料で利用可能(有料プランもあり)
- 一括削除機能:一定期間以上前の投稿を選んで削除可能
- 最大3200件まで削除対応:一度に消せる投稿は最大3200件まで
- フィルタリング機能:キーワードや画像を含むツイートをピンポイントで削除可能
使用方法
- TweetDeleteのサイトにアクセスし、Xアカウントでログインします。
- 削除範囲や条件を設定して、「Delete Tweets」をクリック。
- 削除したいツイートの期間を指定し、「私のツイートを削除」を実行。
- 注意:3200件を超える投稿がある場合は、複数回に分けて操作します。
2. TweetDeleter:メディア専用のフィルター機能付きで徹底削除
TweetDeleterは、キーワードや日付で細かくフィルタリングしながら、ツイートや画像をまとめて削除できるツールです。
特に特定の画像やメディアを選んで削除したい場合に便利です。
TweetDeleterの主な特徴
- メディアフィルタリング機能:メディア付きツイートのみ削除可能
- 1万件以上の投稿対応:大量投稿も一度に処理
- バックアップ機能(有料):削除前の投稿を保存
- 初心者でも簡単に使えるインターフェース
使用方法
- TweetDeleterのサイトにアクセスし、「Sign in with Twitter」でログイン。
- メディア付きツイートをフィルタリングして選択。
- 「Delete」ボタンをクリックし、一括削除を完了させます。
- 無料プランには制限がありますが、有料プランに切り替えると、より多くの削除が可能になります。
3. Circleboom:ビジネスにも最適なソーシャル管理ツール
Circleboomは、ビジネスアカウント向けに設計されたソーシャルメディア管理ツールで、一括削除機能も備えています。
不要なメディア投稿を効率よく削除したい場合におすすめです。
Circleboomの主な特徴
- 無料プランで3200件までの一括削除:画像やツイートも同時削除が可能
- キーワード・日付でのフィルタリング機能:特定の内容だけを選んで削除
- 定期的なクリーンアップ機能:自動化された削除で常にアカウントを整頓
使用方法
- Circleboomの公式サイトにアクセスし、Xアカウントでログイン。
- 削除したい投稿をフィルタリングし、削除対象を確認。
- 「Delete」ボタンを押して削除を実行します。
- 大量の投稿やビジネスアカウントの管理が必要な場合に便利で、自動化機能も活用可能です。
これらのツールを使うことで、Xのメディア欄の整理が効率よく行えます。ぜひご自身のニーズに合わせて選んでみてください。
手動で画像付きツイートを削除する方法
外部ツールを使わずに、自分で慎重にツイートを削除したい場合、手動での画像削除が可能です。
特に画像を含むツイートのみを削除する際は、手作業で確認しながら進めることで、誤削除のリスクを減らせます。
手動削除の手順
- プロフィールの「メディア」タブにアクセス
- 自分のX(旧Twitter)プロフィールページに移動し、「メディア」タブを選択します。ここには画像や動画が含まれた投稿のみが一覧表示されます。
- 削除したい投稿を確認し、削除
- 削除対象のツイートを1つずつ確認し、ツイート右下の「…」メニューから「ツイートを削除」を選択します。
- 投稿内容を削除前に再度確認し、誤操作を防ぎます。
- 時間と手間をかけて進める
- 手動削除は時間がかかりますが、確実に対象を選べるため、後悔のない削除が可能です。
Google Apps Script(GAS)での画像自動削除方法
手動操作の代わりに、ある程度の自動化を求める方には、**Google Apps Script(GAS)**を活用した方法があります。GASでスクリプトを組むことで、XのAPIを使った画像付きツイートの自動削除が可能です。ただし、APIキー取得とプログラミング知識が必要です。
GASによる自動削除の手順
手順1: X APIキーの取得
- Xの開発者サイト(https://developer.twitter.com/)にアクセスし、開発者アカウントを作成。
- 新しいプロジェクトを作成し、「APIキー」を取得します。このAPIキーは、スクリプト内で使用します。
手順2: GASスクリプトの作成
- Google Driveから新規作成
- Google Drive上で「新規作成」→「Google Apps Script」を選択して、スクリプトエディタを開きます。
スクリプトを入力
- 画像付きツイートを削除するためのスクリプトを入力します。
- スクリプトを保存して実行
- スクリプトを保存し、「deleteMediaTweets」関数を実行すると、特定の条件に該当するメディア付きツイートが順次削除されます。
注意:API設定ミスや削除条件の誤設定で大量のツイートが消える可能性があるため、事前にツイートのバックアップを取ってから慎重に操作しましょう。
手動と自動化のどちらの方法でも、削除には慎重な操作が必要です。目的に応じて適切な方法を選んでください。
画像削除前の注意点とバックアップの必要性
Xのメディア欄から画像を削除する際は、慎重な確認と事前のバックアップが重要です。
削除後はデータの復元ができないため、大切なデータを失わないように事前準備を整えましょう。
削除前に気をつけるべきポイント
- データの不可逆性
一度削除したメディアやツイートは、Xのサーバーから完全に消去され、アカウントからの復元は不可能です。重要な画像や記録として残しておきたいツイートについては、削除の前にしっかりと確認しましょう。 - 慎重な削除判断
削除後に後悔しないためにも、軽率な「試しに削除」「いったん削除して再投稿」などの判断は避け、消去対象を取捨選択してから進めるのが安全です。 - 操作ミスへの注意
ツールやスクリプトを利用した自動削除では、設定ミスや操作ミスで大量のツイートが意図せず消去されるリスクもあるため、ツールの設定や操作は慎重に行いましょう。 - 信頼できるツールの利用
外部ツールを使用する際は、信頼できる公式または認定されたサービスを利用し、不審なアプリやプラグインには注意しましょう。
削除前のデータバックアップ方法
削除前に「アーカイブのダウンロード」を行い、全データをローカルに保存することで安心して削除に臨むことができます。
バックアップの手順
- 設定メニューへ移動
Xの設定メニューから「アカウント」→「データと許可」→「Twitterデータのダウンロード」を選択します。 - パスワードの確認
セキュリティのため、パスワードの再入力が求められます。 - アーカイブリクエストの送信
リクエストを送信すると、数日以内に「アーカイブのダウンロード」が可能なリンクがXから送られてきます。このリンクを使用してデータをダウンロードし、安全な場所に保管します。
削除後のデータ復元ができない理由とリスク
削除したデータは、Xのサーバーからも消去され、復元は不可能です。そのため、メディアの削除後に後悔しないよう、貴重なデータは慎重にバックアップしてから削除しましょう。
まとめ
X(旧Twitter)のメディア欄を一括削除する方法には、外部ツールを利用する方法と、手動での削除があります。
外部ツールは効率的で便利ですが、データ復元ができないため、削除前にバックアップを取ることが重要です。
一方、手動削除は自分で確認しながら進められるため、慎重に削除したい方におすすめです。
また、削除作業を進める際には信頼できるツールを選ぶこと、操作ミスに気をつけることも大切です。
アカウントを整理してスッキリさせたい方は、これらの方法を参考にして安全に進めましょう。