2024年3月5日、宮城県の公立高校の一般入試が行われました!
全日制68校128学科の募集定員1万3640人に対して、志願者数は1万3656人。
倍率自体は0.98倍と例年より低かったようです。
しかし、中身の試験内容は難しかったのか、ボーダー合格ラインや平均点など気になりますよね。
そこで今回の記事では
『宮城県公立高校入試ボーダーライン2024は?平均点や難易度が難しかったのか』
について調査してみたいと思います。
よろしくお願いします!
【この記事でわかること】
宮城県公立高校入試2024の難易度についての口コミ
宮城県公立高校入試2024の「難易度」「ボーダー合格ライン」「平均点予想」
宮城県公立高校入試2024で難しかった問題(英語/理科)
宮城県公立高校入試2024の難易度は難しかった?口コミをご紹介!
まずは実際に受験を終えた受験生の、リアルな感想を調査してみました。
緊張で死にそうでした。
国語:初手緊張しすぎて内容覚えてないです。
数学:易化しすぎじゃないですか!?
社会:記述が少し書きづらかったですが、選択式が多かったので意外と簡単でした。
英語:出題傾向が変わっていて英作がだるかたったです。
理科:1番むずかったと思います。
あとは合格を祈るばかりです。
引用元:Yahoo!知恵袋より
一番多く見受けられた感想が「理科が難しい」という声でした。
理科が一番難したかったです。あと英語も出題傾向が変わってて英作文書きにくかったですねー
引用元:Yahoo!知恵袋より
英語の出題傾向にも変更があったようで、英作文が書きづらかったという意見が多かったです。
一方で思っていたより問題が解きやすかったと感じた教科もあったようです。
国語はまぁまぁで
数学はめっちゃ簡単でびっくりしました 社会 理科 英語 難しかったです。特に理科ですかね^^;
引用元:Yahoo!知恵袋より
筆者が調べた結果【理科・英語は難しい】傾向に、
【国語・数学・社会は比較的解きやすかった】傾向にある印象です。
結果トータルで見たときの全体的な難易度はどうだったのか気になりますよね。
次の章ではより詳しく調べていきます!
宮城県公立高校入試2024の難易度は?ボーダー合格ラインは?
【宮城県公立高校入試2024】の難易度
筆者が調べた結果としては
【理科と英語を筆頭に全体的難易度は去年より高め】
だったのではないかと推測します。
こちらの宮城県高校入試2024の入試問題を解説した動画では
解きやすかったという声があった「国語」も2023年と比較すると記述回答が増加。(動画内2:30~)
また難しかったと受験生の声で多くあがっていた「理科」では、過去問題にあまりでていない系統が多く出題されたようです。(動画内20:30~)
このようなことから2024年は全体を通して問題の質は難しくなっているのでは筆者は感じました。
2024年の宮城県高校入試難易度を5科目ごとにまとめると、
国語:やや難 記述式の回答方式が増加し、文章をまとめる力が求められるようなった
数学:やや難 例年の難易度から極端に上がってはいないが、基礎学力がついていないと難しい傾向
社会:やや難 選択式問題にひっかけが含まれるようになった
英語:やや難 問題に使用される英単語が難しくなり、英作文のテーマも答えにくい内容に変更
理科:やや難 例年出題されていなかった問題が複数出題された
上記のような特徴だったようです。
【宮城県公立高校入試2024】の合格ボーダーラインは?
宮城県高校入試2024の入試倍率は0.39倍と例年より低い倍率となっています。
実際の合格ラインはどうなるのでしょうか。
参考として、こちらをご覧ください。
新宮城新教育が行った令和6年度の「新みやぎ模試:宮城県高校合格基準偏差値一覧」です。
各高校の偏差値と模試の点数で、ある程度の合格ラインが見えてくるのではないでしょうか。
【宮城県仙台五橋・名取市の学習塾ブログ】にて人気高校の偏差値に対する見解が書かれています。
気になる方はのぞいてみて下さい。
【宮城県公立高校入試2024】の平均点予想
2024年度の宮城県高校入試の平均点は、現時点でまだ公表されていません。
現時点での予想点数としては、【合計得点:270~287】ほどではないかと推測されています。
(該当シーンは動画内23:17~再生されます)
2024年は全体的に難易度があがったことから、前年の2023年の点数ラインが下がりそうです。
2021年~2022年の点数が目安となるのではないでしょうか。
宮城県公立高校入試2024年の難しかった問題は?
2024年度の宮城県公立高校入学者選抜の方法について、
県の教育委員会が発表した総合的な基本方針がこちらです。
中学校学習指導要領に示されている目標や内容を踏まえ、基礎的・基本的な知識および技能ならびに習得した知識および技能を活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等を総合的にみることを狙いとした。
また、各教科とも履修学年や分野・領域、難易度のバランス、問題の分量について配慮し、受験生の多様な能力を捉えることができるように工夫した。
引用元:河北新報
普段勉強している基礎だけではなく、応用する力までテストするという方針です。
そのため、文系の科目で記述方法の問題が増えたり、理系の問題で例年にない問題が出題されたりしたのかもしれませんね。
つぎに受験生の声で一番難しかったという声が多かった【英語】と【理科】をみていきます。
英語
英語の音声や語彙(ごい)、表現、文法、言語の働きなどの知識およびこれらの知識を聞くこと、読むこと、話すこと、書くことによるコミュニケーションにおいて活用する技能並びに情報や考えを理解したり、これらを活用して表現したり伝え合ったりするために必要な思考力、判断力、表現力等を総合的にみることを狙いとした。
引用元:河北新報
英語で難しかったといわれていた、
「問題文に使用されている単語自体が難しかった」
「最終第五問:ランドセルの使用についての英作文が書きづらかった」という意見。
実際に活用して英語の表現を行う点まで総合的に評価しようとした結果、全体的に問題が難しくなってしまったのではと感じました。
単語の暗記だけでは英文の意味を読み取ったり、難しい題材の英作文を書くことは難しかったかもしれません。
しっかりと英単語、文法を理解しないと解けない問題が増えた印象です。
理科
自然の事物・現象についての知識および観察、実験などに関する技能並びに科学的に探究する力を総合的にみることを狙いとした。
引用元:河北新報
大枠として【自然】【科学】からの出題となっています。
具体的に出題された内容としてはこちら。
第1問では、ヒトの刺激に対する反応、物質の分類、積乱雲と雷を素材とし、自然の事物・現象に関する基本的な知識および技能ならびに自然の事物・現象の規則性や関係性を思考、判断、表現する力をみようとした。
第2問では、金星と火星の観察を通して、惑星に関する知識および公転軌道上の地球との位置に着目して金星や火星の見え方について思考、判断する力をみようとした。
第3問では、硝酸と水酸化カリウム水溶液の中和の実験や再結晶の実験を通して、中和に関する知識および水溶液中のイオンの数、硝酸カリウムの溶解度について思考、判断、表現する力をみようとした。
第4問では、モモの果実のでき方に関する会話や果実の果肉の色に関する資料を通して、植物の生殖に関する知識および植物の成長と殖え方、遺伝の規則性について思考、判断、表現する力をみようとした。
第5問では、回路に流れる電流について調べる実験を通して、回路に関する基本的な知識および技能ならびに電熱線で発生する電力量と時間の関係について思考、判断、表現する力をみようとした。引用元:河北新報
第2問の天体に関する問題などは過去にあまり出題例がありませんでした。
過去問をメインに勉強していた方は初見でびっくりしかもれません。
また、第3問科学で出題された質量を求める計算問題は過去最高難易度だったかもといわれています。
もともと科学に苦手意識にある方は心が折れてしまいますよね。
理科は受験日程で最後の科目です。
疲労のなか難しい問題を解いたことでほかの科目よりも難しく感じたのではと思います。
受験のためにただ過去問こなすだけではなく
教科書や実験で学んだ内容をしっかり理解しているかが大事となってきそうです。
まとめ
今回の記事では
『宮城県公立高校入試ボーダーライン2024は?平均点や難易度が難しかったのか』
を調査しました!
「国語や社会はまだ解きやすかった」という声もありましたが、やはり理科や英語を含め全体的に難しさのレベルがあがってきている印象です。
記述式など自分で考えて応用をしないと解けない問題が増えています。
今後暗記だけでの勉強方法では点数をとるのは難しくなってくるのかもしれません。
2024年受験をした受験生の皆様おつかれさまでした!
高校生活楽しめることを心より願っております。
来年受験の皆様はぜひ参考に頑張ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!